【商品 追加レビュー】Apple iPad Pro11インチ用 Magic Keyboard 3日間使用後

Hide-kichiです。

iPad Pro11インチ用のMagic Keyboardを使い始めてから3日経過しました。先日、開封後1日使ってみての感想を記事にしています。 

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その時点でもいいところと悪いところが見えていたのですが、さらに3日間ガッツリ使用してみて実感したことを書きたいと思います。何事もそうですが、ある程度慣れは必要で、初めて使用する物がそのまま過去の経験を使えるとは限りませんからね。それから購入した方のYouTubeやブログも読み漁りました。その上での感想を書きたいと思います。

キーボードストロークの重要性について

ボクは在宅ワークをしていまして、会社のWindowsノートPCを使用しています。在宅ワークの環境がイマイチなので、家で仕事をするため用の25インチモニターとキーボードを購入しました。モニターは特に問題なかったのですが、キーボードはとにかく自分が普段使用しているものと異なると、違和感だれけとなるため、仕事のスピードにも影響してきます。特にキーストロークは重要ですよ。キーストロークとはキーを押す深さのことですね。

iPad Pro用のMagic Keyboardのキーストロークは1.0mmとされています。ボクが普段使用しているWindows PCは1.5mm。そしてボクが在宅用として最初に購入したキーボードは2.5mmでした。このミリ単位の違いは全く別物ですね。特に2.5mmのキーボードは超がつくほどの違和感で、結局他のものを購入して今は全く使用していません。使用時間は2時間ほどでした。3,000円くらいでしたが、、、勉強代です。

タイピングスピードはさることながら、タイピングミスも減らすことができるので、自分が普段慣れている入力方法であることは非常に重要ですね。

Magic Keyboardで最高峰のタイピング体験ができる

Magic Keyboardのキーストロークは一言で言って、最高ですね。ミスタイピングも少なく、タイプしている時の反動というか、タッチ感が気持ちいい。カタカタという音もどこかマットな質感がしてガチャガチャしません。これがもし最新のMacBook Proにも採用されているとしたら、この機能だけでも買い替えたいと思うほどですね。

ただし、11インチなので、一部のキーボードが非常小さいサイズ設計になっていることもあり、タイプミスがあるのが難点ですが、トータルで考えるとさしたる問題ではないと考えています。

パソコンライクに使えるトラックパッド

最初は別に画面をタップするからいいじゃん、と思っていて舐め腐っていたのところですが、思いのほか使いやすいのがトラックパッドです。画面でもスクロールできたり、アイコンを選択したりできると言えばできるのですが、やはりポインタで選択する正確さはストレスフリーに導いてくれます。例えば、文章を選択してコピーするときなどは、結構文頭や文末の選択に難航することがあったのですが、このトラックパッドを使用すると、パソコンと同じ感覚でミスなく選択できます。すばらしいです。iPad上で使用していたジェスチャーがそのままトラックパッド上で使用できるので、こいつはとても便利です。

重量は持ち運びを考えるとかなり不満

トレードオフと言いますか、やはりいいところがある反面、何かを犠牲にしています。それは、、、

重さ

です。とにかく重いです。カバーが本体と同じくらいの重さがあります。既存のSmart Keyboard Folioであれば、片手で持って雑誌を見るような感覚で使用できていたのですが、1kg前後あるこのiPadのセットを片手で持つことはほぼ不可能になりました。

そもそもですが、Magic Keyboardはカバーをひっくり返して折りたた無ことができないので、

Magic Keyboardを使う＝パソコンと同じように使う（デスクにおいて使用する）

という構造になります。

なので、キーボードの使いやすさを得た一方でモバイル性を失いました。

Apple pencilの使用頻度も激減　

Magic Keyboardを使用しているので、Apple pencilを使うことが減りました。だって書きづらいんだもん。これまでもキーボードを使うときはApple pencilを使うことはまあなかったのですが、カバーをひっくり返せなくなったことで、Apple pencilを使う頻度も減少といった感じでしょうか。手書きのメモを取る際や図を書いたりするときは、もちろんApple pencilを使うことになると思います。

バッテリー減少スピードはさほど気にならない

キーボードはバックライトもついているため、その分バッテリーの消耗が早いかと思っていましたが、体感としてはそれほどでもありませんでした。なのでバッテリーが気になっている方は、さほど気にしなくて良いと思います。

総評

使用してから3日目ですが、トータルとしては買って良かったと思っています。ただし、30,000円を超えるキーボードとして全てのユーザーに勧めるかというとそうではありません。普段からキーボードでの使用が多い方には圧倒的素晴らしいタイピング体験を実感できるでしょう。普段から持ち歩きが多くて、文章を書いたり、する機会が少ない方にはこれまで通りのApple純正カバーか、Smart Keyboard Folioをお勧めします。購入を検討している方の一助になればと思います。はやくApple Storeで実物が体験できる日を願っています。