Hide-kichiです。
ボクは毎月一定額を積み立てして投資信託を自動的に購入するようにしていまして、この不安定な状況下でも同じように購入を続けています。1円も引き上げることなく。当然、2ヶ月ほど前の株価が大幅に下落をしたことを受けて、ボクの資産は一時的に8割り程度まで目減りしましたが、ボクはそれもほっといて継続的に投資を続けました。
その結果、日経平均は少しずつ値段を戻しつつ有り、下落のタイミングの日経平均が1万7,000円を割ったタイミングで購入したものは、現在22,000円まで戻しているので、2割程度儲かったことになります。
少額ではありますが。
現在情勢が不安定ではありますが、積立投信を5年以上続けていまして、こういいた危機に見舞われることはあるものの、全体的に見たら大きなプラス実績となっており、お金にお金を稼いでもらうという運用ができています。
ドルコスト平均法を知っていますか?
名前だけを聞くと米ドルの運用?平均するのはなにか試算するため?と思いがちですが、そうではありません。ボクも名前の由来には全く詳しくないのですが、要は、
時間的にも金額的にも一定の間隔で投資する方法
という理解で間違いないと思います。
「時間的」というところがミソでして、投資というと、いまだに多くの方が、例えば100万円なら100万円をあるひとつの企業の株をドカッと購入して、株価が上がったら売る。それで儲ける。といったイメージを持たれています。でも投資というので一般素人が単一の株式を購入して儲けようとするのはリスクでしかなく、当然プロでも分散投資をして、リスクを避けているわけです。
「時間的」に分散させて、リスクを最小限に抑える投資手法がこのドルコスト平均法でして、安いときにはたくさん買って、高いときには少なく買うのがこの投資法です。金額は一定額を毎月投資します。1万円なら1万円。5万円なら5万円という感じで。
経済は世界的に見ると緩やかに拡大していて、世界の株式に投資している投資信託を選択することで、さまざまなリスクを軽減することができます。もちろん、今回のように世界経済が打撃を受けたときは元本割れリスクもありますが、ダメージは小さくすみます。
確定拠出年金制度を知っていますか?
企業が勝手に給与天引きしてくれるタイプと、個人で拠出するタイプがありますが、こちらも原理はドルコスト平均法と同じ。分散投資の方法です。さらに確定拠出年金制度は拠出した金額を所得とみなさないため、税金の対象からはずれることになるので、年間にするとかなりの金額を節税することができます。
確定拠出年金制度は一度拠出すると、60歳までは引き出すことができないのが最大のネックなのですが、貯金が苦手な方は、強制的に引き出すことができないようにするのも良いかもしれません。
お金は命の次に大事
不謹慎かもしれませんが、ボクはそう考えます。お金は命の次に大事。お金で買うことができる幸せや、お金で避けることができる不要なリスクから開放されていくためにも、お金については知識を蓄えていたほうがよいです。ボクの周りには、大卒で大手の企業に勤めていて、一見幸せそうに見える方でもお金に対する知識がなさすぎて損している方がたくさんいます。まずは1万円くらいの予算を持って、お金の勉強をしてみると世界が変わると思っています。
最後にお金に関する良書を紹介
コロナショックについて著名投資家が今後をどう読んでいるかを知ることができます。
学校でお金についての授業があったほうがいいとおもう。初心者向け。
ドルコスト平均法に興味を持ったらこれ。
一方、真逆の意見についても知っておきましょう。物事は多面的に見て判断するほうが、リスクを当然減らすことができます。
確定拠出年金制度についても理解しておきましょう。