Hidekichi BLOG

Apple製品、写真・カメラを中心とした雑記ブログ

【スポンサーリンク】

コインチェック NEM補償方針は神対応とみる

Hide-kichiです。

 

昨晩、1:48にコインチェックからメールが届きました。

 

総額       : 5億2300万XEM
保有者数   : 約26万人
補償方法   : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法   : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。

 

詳細はコチラにも。

http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

 

単純に、88.549円×5億2300万XEM

=463億円

 

ということで、これを全てコインチェックが自己資金で補填するということの方針です。

コインチェック社には580億円とも言われる不正送金の補償はできないのではないかと見られていましたが、なんと、、手元に現金があるのかもしれません。

 

いろいろな見方がありました。

 

・倒産して、預けていた資産が全て戻ってこない

・月に8兆円の取引額があると言われているコインチェックなので、1%の手数料を取っているとすると、月に800億円の収入があるはず

 

どちらも憶測なのですが、後者のほうは、全くコインチェックの資産状況がわからない中で一点の光でした。

 

ボクは今回のNEMの補償に関しては、確かにコインチェック社のミスから発生したハッキングによる不正送金では有りましたが、以前のマウントゴックスとは異なり、しっかりとお客様を補償するという姿勢が見えた点と、とにかく土日も休まずに対応しているという姿勢が見えたました。

 

この姿勢は好感です。

 

そしてボクはコインチェックの倒産というシナリオは少なくなってきたのではないかと見ています。それは、コインチェックが現金を保有しているのか、ホワイトナイトが現れて、買収先が現れたのかどうかはわかりません。

 

少なくとも、昨日よりは状況は好転しています。

 

ボクが各口座に振り分けた仮想通貨送金もまだ行われていません。

昨日行った送金は全てコインチェックに戻しました。

※日本円の出金はそのまま出金オファーを出したままにしています。

f:id:hsasak:20180128075210p:plain

 

ボクは仮想通貨自体に投資することはリスクがとても高いことだと思っています。今回のように、取引所のミスがあるかもしれないし、突然マウントゴックスのように倒産することがあるかもしれない。全て自己責任なんですよね。補償対応が見られた、できたのはコインチェック社が何らかの形で資金調達ができる道筋があったということで、今後はセキュリティ体制をより高めることで、安心・安全な運営を続けてほしいものです。

 

ただし、あくまでも投資は自己責任。資産の全てを仮想通貨につぎ込むのはやはりリスクが高いですし、取引所も複数に分散して、最悪な自体に備えるべきです。経営も資産経営も基本的な考え方は同じですね。

 

 

ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則

ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則

 

 

 

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理