Hide-kichiです。
年に1度くらい急に読みたくなって読む本がありまして。
すでに世界一の大企業で誰もが一度はその服にソデを通したことがあるあの企業の社長の本なのですが、まだまだ今ほど世界的に大きくなっていなかった頃に執筆されているのですが、その頃から世界一を目指して取り組んでいたことがわかるんですよね。
で、ボクが仕事で迷うことがあるときはいつも必ずこの本を読むのですが、すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、ユニクロの柳井正会長兼社長が書いた本になります。
残念ながらKindle化されていないので、文庫本を買うか、昔購入したものを本棚をあさって探して読んでいるのですが、何度読んでも大体忘れてしまっているのでw 新たな発見がありますね。
山口県の片田舎の紳士服店を営んでいた父親のお店を継ぐところから始まるわけですが、プータローのようにふらふらとしていた柳井青年がある時から仕事の面白さ、経営の面白さに気がついて、会社をどんどん大きくしていく様が描かれています。
ボクがとても好きなシーンがあるのですが、まさに柳井青年が休日を忘れるほど働いて服の可能性をどんどん広がることを試行錯誤をしながら、たくさんの失敗を経て、周囲の協力を得ながら会社が大きくなっていくところなのです。
反対があっても何がなんでもやり遂げる信念の強さはこの頃から育まれたのかもしれませんし、この信念の強さは感覚だけでなく、考え抜いて出した結論なのだからでしょう。
9敗というタイトルが付けられていますが、これは失敗ではなく、成功への布石。負けを負けで終わらせない強い行動力があったからなのだと思うわけです。
明日からまた1週間が始まりますが、自分と向き合って仕事に向き合っていければと思っております。
