Hidekichi BLOG

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転職は慎重に

Hide-kichiです。

 

日本の転職者数は下記リンクによると300万人程度。働く人のおよそ3〜5%と言われています。これを多く感じるか、少なく感じるか。ボクは意外と少ないなと感じたのですが、以前勤めた大手一部上場企業の部署では30人くらいのうち10人くらいが転職者だったので、割合は33%です。こう考えると日本全体でみると多くはないですよね。

careerindex.jp

 

転職するタイミングとは転職を考えるタイミングというのは、実は1月と8月が多いらしいです。新学期や新生活が始まる4月じゃなく、1月と8月。

 

なぜか。

 

1月はお正月、8月はお盆。日本人の多くは実家に帰省したり、中高校時代の仲間と久々に会ったりして話をするわけです。そうすると”隣の芝は青く見える”ではないですが、久々に会った友人のイイ話を聞くと、転職を考えるようになるみたいです。給料の額とか、社風とか、なんでもいいのですが、他の企業が今勤めている会社よりイイのではないかと思うみたいですね。たまに会う友人なんかはイイ話はしてくれますが、マイナスの話は避けがちです。もうすぐ年末年始で帰省する方もいらしゃると思いますが、気をつけましょう。

 

ちなみにボクはこれまで2回転職しています。実際に働いている企業を変えるという意味での転職は2回ですが、職務を変えるという意味においては3回転職しています。つまり、3回の転職の中で1回は同じ企業の中で、自らの意思で異動を申し出て、実際に面接をし、採用されて異動したことがあります。

その企業はボクが新卒で入社した企業なのですが、社員数1,000人程度の中小企業でして、年に1度だけ「企画職」だけは社内公募制度という制度で募集され、さらに直属の上司には内緒で応募でき、合格した場合はもともといた部署は断ることができないというものでした。

ボクにとって今から10年ほど前の話になりますが、ボクには部下がいた時期もありましたので、部下がいる立場の人間からすると、いきなり部下が減るような社内制度は上司からするとたまったもんじゃありません。ですが、会社全体から見たときに、新卒2年目社員の異動なんてものは全体にはたいした影響はなく、やる気のある人間を適切な部署に配置することや、社内公募制度の維持という大義名分のために実施されていたのでしょう。

ちなみにその社内公募制度はボクが合格した年を最後に廃止され、翌年からはなくなりました。ボクはメーカーで商品企画の仕事をしていますが、もし10年前のこの社内公募を「来年もあるから・・・」といって先送りしていたら、ボクの人生は大きく変わっていたことでしょう。

 

さて、転職に話を戻します。

 

世の中には一度も転職せずに同じ企業で働き続ける人が多いというのが一般的です。なので、ボクのように転職を繰り返しているのは稀なんですよね。ボクは性格上飽きっぽいというか、辛抱強くないので、5年も同じ仕事をしていると仕事を変えたくなるのかもしれません。それに加えて、思ったらすぐに行動してしまうので、今の仕事は2年目ですが、あと数年、3年くらい経ったらやめてしまうかもしれませんね。

 

だいたい5年も同じ仕事をしていると、ルーティーンが8割とか、そんな感じになってしまいます。ボクはそんな生活がなかなか耐えられない性格なので仕方ありません。人間関係もうまく構築できない人間なのかもしれません。だから仕事を変える。職場を変える。それに対して、同じところで働き続けることができる人は、同じ企業でも新しいことを自分で見つけることができたり、良い人間関係を作っていくことができる人なのかもしれません。