Hide-kichiです。
先日愛機であるGR3の撮影画像にぼんやりと黒点のようなものが映り込んでいたので、何かなーと思っていたところ、
いわゆるイメージセンサーにゴミが付着していることが原因だったようです。
このイメージセンサーのゴミは素人では取り除くことができないため、
メーカーに修理を依頼、無事戻ってきましたのでその全体をお伝えします。
汚れの原因はイメージセンサーorレンズ?
まず黒点の原因を確認する必要があるのですが
大きくレンズの汚れかイメージセンサーの汚れかどちらかとなります。
白いキャンバスを撮ってみるとよくわかるのですが、
ウチの場合は(白いキャンバスがないので)天井を撮影してみるとこんな感じで右上と左上にぼんやりと黒い点が3つほど映り込んでいます。
左上の丸の中には2つの黒点がぼんやりと。
これで人物や風景を撮影するとこんな感じで、
(縦位置で撮影)
・青い空に謎の黒点
・子供の服に汚れのような黒点
ということで、ごちゃごちゃしたスナップを撮ったとしても気になる黒点。
レンズを拭いて消えるようであればそれはレンズの汚れです。
レンズを拭いても撮れない汚れであればイメージセンサーに付着した汚れでしょう。¥
僕の場合はレンズを拭いても撮れないので、これは間違いなくイメージセンサーの汚れだなと思い、修理(クリーニング)に出しました。
ちなみにレンズ交換式のカメラではないGR3ですが、
ゴミなんて入るの?
と思われるかもしませんが、
電源のオンオフ時にレンズ部分が前に出たり後ろに動きますよね。
動くということはその可動域に少しの隙間があるわけで、
そこから小さなホコリが侵入してくるわけです。
修理の依頼方法 集荷まで
詳細は以前の記事に記載したのでこちらも参照ください。
とっても簡単で、RICOHのホームページから依頼できます。
こちらです。
こちらのサイトから登録すると、ヤマト便が回収にきてくれます。
そして箱等の梱包資材は準備しなくてOK。
修理に出す本体から付属品を外して、ヤマトを待ちましょう。
※電池やSDカード、ストラップは外しましょう。
そして修理に出すときに大事なのが、依頼票を印刷して記入して箱に同梱するってこと。
ちなみに、ボクはこの修理依頼票を同梱するのを忘れて送付してしまいまして、
ちゃんと修理してくれるかどうかヒヤヒヤしましたが、
事前にWEB登録しているカメラのロット番号などからボクの依頼であることを確認してくれて無事迷子にならずに修理できました。
みなさまはお忘れなきよう。
修理スケジュール
WEB登録:1/16
集荷:1/18
見積連絡(1回目):1/28
見積連絡(2回目):2/17
見積確定:2/17
到着:2/23
修理見積確認⇒修理確定メール返信
カメラが修理センターに届くと見積もりがメールで届きます。
内容を確認し、修理の可否をメールで返信連絡します。
ちなみにボクはこのメール連絡に気が付かず、
2通目の確認メールが来たときに修理依頼を確定させたので、
手元に帰ってくるまで1ヶ月くらいかかりました。
ただ、メール自体は1週間ほどで届き、
解答後1週間ほどで修理が完了し、手元に帰ってきました。
スピーディな対応に感謝です。
こんな感じ。
見積金額
分解&クリーニングで済みそうでして、送料込みで
12,375円
となりました。
これが高いとみるか、安いとみるか。
それはあなた次第。
ボクは2万円を覚悟していたので、安い!と感じました。
職人さんが時間をかけて分解してくれて綺麗にしてくれて。
これからも尖った写真を撮れると思うと安いものです。
修理(クリーニング)してどうなったか
まず、今回はイメージセンサーのクリーニングのみの作業だったと思いますが、
サービスでファームウェアのアップデートもやってくれました。
自分でやろうとすると面倒なのでありがたいです。
バージョン1.71が公開されていまして、手ぶれ補正の機能がより向上しているとのこと。
そして、当然ながら黒点の映り込みもなくなっています。
壁を写しています。壁が汚い??!!ですが
黒点は綺麗さっぱりとなくなりました。
そして、起動時のレンズの動きも心なしかスムーズになった気もします。
長年酷使していたので分解、組み立ての作業を行ってレンズ周辺部の可動域がスッキリして動きがスムーズになったのかもしれません。
まとめ
ということで、リコーさんの迅速な対応もありまして、
大満足な仕上がりで帰ってきました。
普段からセンサーに気を配ってクリーニングしている方にとっては当たり前かもしれませんが、
センサークリーニングを初めて行うボクにとっては大満足でした。
そして、持ち運び時にはケースに入れて、極力ゴミがイメージセンサーに入り込まない工夫もすることが大事!
気をつけながらカメラライフを楽しんでいきたいと思います。